最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2017-09-03

和光母親大会



和光市内で活動する各団体からのリレートークの後、元中央大学教授・横湯園子さんの「平和と女性の願い」の記念講演。
音響の設備の不調か関係のない音がバックに流れるという会場で、講演者の声が聞き取りにくかったのが残念でした。

戦前の「治安維持法」による弾圧で父親を亡くし、思想犯の未亡人として苦労した母親と沼津の大空襲で焼け出された経験を語る。
「特定秘密保護法」の制定、「集団的自衛権の閣議決定」と「安保法制」、戦争への道を歩み始めた日本に自分の心の中で警鐘が鳴りだしたと。

アイスランドでは、1975年10月24日男女平等を勝ち取るために、女性人口の90%が「女性の休暇」をとり、レッドストッキングを身につけて仕事も家事もしないストライキを行い、1980年には初の女性大統領も誕生した。現在もアイスランドは男女平等に関する調査で世界のトップの地位を占めている。

横湯さんは2015年、戦争を止めるために日本でも「女の平和・国会ヒューマンチェーン」を呼びかけ、赤いベレー帽、赤いジャケット、赤いマフラーを身につけて国会を包囲したそうです。今日の胸に付けた赤い花のブローチも赤いファッションの一つ。
新婦人のレッドアクションもこの流れを汲んでいるのでしょうか。

<追記>
今日の大会資料の裏ページに1975年から始まった「和光母親大会」の歴代の講演者の一覧が掲載されています。我が高校の先輩にあたる早乙女勝元さん(第1回)、朗読サークル・ポエムでの詩の朗読を許可いただいた詩人の滝いく子さん(第4回)、三上満さんは2度(第3回と第19回)、そしてポエムの指導者・大原穣子さんは2004年(第29回)に「平和を愛して憲法をお国ことばで語る」と題して講演されていました。先生、和光に来てくださっていたのですね感激です。


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