最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2014-07-25

日本国憲法は自前の憲法だった

子育て真っ最中だった20数年前、わが子に絵本を読み聞かせるために職場で朗読サークルを作りました。指導をしてくださったのは大原穣子先生(方言指導者)。目の不自由な方に赤旗日曜版を届けるリーディングサービス活動の録音の合間に、私たちの職場に通ってくださいました。

朗読の発声練習に「日本国憲法前文」はぴったりと言われ、メンバーで練習をしているうちに私たちの十八番になりました。「いつでもどこでも朗読の出前をします」を合言葉に、定年退職後も「サロン・ド・ポエム」の活動を続けています。

7月20日、演劇後援会と9条の会が中心となり「群読構成劇・われらが日本国憲法」を日本共産党本部大会議場で上演しました。劇中の「日本国憲法前文」の群読は一般公募でポエムもエントリーしました。吉原公一郎の作・構成によるこの作品は、近年明らかにされた資料により、日本国憲法は日本人自身の自前の憲法だったという事実を多くの人に伝えたいと企画されたものです。
敗戦後、鈴木安蔵氏の「憲法研究会」が作った草案と、戦後初代の総理大臣である幣原喜重郎氏の「戦争放棄・軍備撤廃」案をGHQが成文化して、現在の日本国憲法が出来上がったという内容は説得力があり、魅力ある舞台でした。

安倍政権は世論調査でも明らかな「憲法を守れ、九条を守れ」という国民の声から、改憲が難しいと見るや、「集団的自衛権の行使」を閣議決定しました。今こそ日本国憲法を学び、生かし、守っていく時です。


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