最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2014-04-26

人のあかし2014 京浜協同劇団

マリドラさんに声をかけられて、京浜協同劇団創立55周年記念「人のあかし2014」~ある憲兵の記録から~ をいつもの4人組で観劇しました。
聞き慣れない劇団の公演は、チラシのイメージ通り重たい内容でした。
撫順戦犯管理署を舞台に、戦犯の憲兵・土屋芳雄さんをモデルにした芝居です。
「敵をも人間として愛する」ことを徹底した撫順戦犯管理署の教育により、殺しつくし焼き尽くし奪い尽くす残虐な行為を行った侵略軍隊の憲兵が、鬼から人間となり中国人に対して素直に謝罪することが出来た「撫順の奇跡」。
モデルの土屋さんの話を聞き書きした元朝日新聞山形支局員・奥山郁郎さんの『ある憲兵の記録』を元に、和田庸子さんがおじいちゃんが孫に語る様な芝居をめざしてシナリオを書きました。

神奈川芸術劇場の小じんまりした舞台で、大した舞台装置もなく、入れ替わり立ち替わり登場する証言者。
そのスッキリした演出が冴えていました。
土屋さんは2001年に亡くなるまで、「自分は戦争の加害者であり、中国では人間ではなく鬼だった。再びあのような侵略戦争を繰り返してはならない。」と語り続けたそうです。
花鳥賊康繁さんが土屋さんを取材して書いた『人間の良心』を購入しました。

NHKテレビBSプレミアム「新日本風土記」
5月23日(金)PM9:00~10:00
川崎特集で京浜協同劇団と「人のあかし」を取り上げる予定です。


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