最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2013-06-03

うかうか三十、ちょろちょろ四十



こまつ座誕生29年目の今年、井上ひさし24歳の時の作品「うかうか三十、ちょろちょろ四十」が上演されました。
昨年、「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」で、彼の作品を堪能しましたが、これは幻のデビュー作品だそうです。
四谷の出版社の倉庫番をしながら、脚本の懸賞募集に応募し続け、文部省芸術祭脚本奨励賞を獲得したのがこの作品でした。
いつもの長丁場の井上作品とは違い、笑っているうちに幕、会場を出て時計を見ると1時間半弱という短い作品でした。
プログラムで執筆当時の写真を見ると、若い!
演出は井上作品ではおなじみの鵜山仁。
舞台は同じ場面で、プロローグ、9年後の出来ごと、そのまた9年後のエピローグと3場設定。
いつものお国ことばとブラックユーモアに、若くともまさに井上ひさしの感がありました。



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