若かりし日のベアテさん |
彼女は「日本国憲法」第24条の生みの親で、弱冠22歳でGHQの憲法策定委員会のメンバーとなり、社会保障と女性の権利の条項を担当しました。
10年近く前、職場の仲間たちと、「ベアテの贈りもの」というドキメンタリー映画を観に行きました。藤原智子監督作品。
彼女はピアニストで、後に東京芸術大学の教授になったレオ・シロタ氏の一人娘で、幼い頃に東京に住んだ経験があるので、戦時中の日本女性の地位の低さを実感していたようです。
映画の中で、「今の日本の女性は素晴らしいです。どうかこの憲法を一層生活の中に活かし、今度は世界の女性たちのために働いて下さい」と語っていました。
そして、彼女の最後の言葉は、「日本国憲法の平和条項と女性の権利(9条と24条)を守って欲しい」だったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿