最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2013-01-14

京の冬の旅 「非公開文化財特別公開」

人形塚

1月10日~3月18日までの「京の冬の旅」では、非公開文化財が特別公開されています。
息子からプレゼントされた宿泊券でXIV京都/八瀬離宮に1泊して、冬の京都を楽しみました。

スタンプラリーの最初は「人形の寺」として有名な「宝鏡寺」。
室町時代に創建された臨済宗の尼門跡寺院。
入口にある腹巻をした子どもを象った「人形塚」が目を引きました。



① 宝鏡寺
①「宝鏡寺」は、代々皇女が住職を務めたことから「百々の御所」とも呼ばれ、天皇から贈られた数多くの由緒ある人形を伝え公開しています。
室内にある円山応震筆の襖絵「四季の耕作図」は、幼い皇女たちに農村の仕事を学ばせるために飾ったそうです。
学んだり遊んだりしている様子を伝える、当時の衣装を着た人形が室内に展示されています。
学生のボランティアガイドさんが、懸命に説明してくれているのが印象的でした。

② 三時知恩寺


②「三時智恩寺」は、室町時代に後光厳天皇の皇女・見子内親王が、伯父にあたる崇光天皇の旧御所・入江殿を寺院に改め「入江御所」と称した浄土宗の尼門跡寺院です。
その後、室町幕府三代将軍・足利義満の息女が入寺し「知恩寺」と改めましたが、後柏原天皇の勅命により、昼三時の勤行をこの寺で行うようになり、「三時知恩時」と改めた経緯があります。





陸船松

「相国寺慈照院」の庭は撮影が許可されていたので、まずは船をかたどった「陸船松」を、撮影してみました。
こちらの学生ボランティアガイドさんは女性で、なかなか楽しい案内でした。
③ 相国寺慈照院










③「慈照院」は、当初は「大徳院」と称していましたが、延得徳2年(1490)、室町幕府八代将軍・足利義政の菩提所となったことから寺名を「慈照院」と改めたそうです。

千利休の孫にあたる宗旦との合作と言われる茶室「頤神室」には、宗旦に化けて見事な点前を披露した狐の伝説を伝える「宗旦狐」の掛け軸が掛けられています。

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