「原爆の図の丸木美術館」に展示 |
協同研の仲間と埼玉県東松山市にある「原爆の図の丸木美術館」を訪れました。
今年は丸木俊の生誕100年にあたるそうです。
丸木位里・俊 夫妻による「沖縄戦の図」を佐喜眞美術館(沖縄)で見て以来、10年ぶりに「原爆の図」と初対面です。
ここには30年かけて制作した原爆の図全15部中、「長崎」を除く14部が展示されています。
新館には、「南京大虐殺の図」「アウシュビッツの図」「水俣の図」など晩年の作品があります。
現在、特別展示として、ルポとイラストによる「福島原発の闇」が展示中です。
1979年に『アサヒグラフ』に掲載されたフリールポライター堀江邦夫さんの原発労働者のルポルタージュと水木しげるさんのイラストレーションを拡大複写したものです。
昨年8月、『福島原発の闇 原発下請け労働者の現実』 単行本として発刊されています。
当時の原発労働者の姿は、3.11以降も変わらぬ現場の実態であることを実感しました。
休憩所には、「原発やめよ 命が大事」という大きな張り紙に福島県南相馬市の被災状況の写真が貼りだされていました。
一緒に行った仲間の2人が、6月29日の官邸周辺の原発再稼働反対の抗議行動に参加していて、国民の声を受け止めず、「大きな音が聞こえていましたね」とコメントした野田総理に怒っていました。
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