最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-10-21

那須の地で放射能測定ボランティア

那須の「きじのさとひろば」の稲穂

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
養護学校の教師だった友人が、定年退職を機に昨年から那須町に移り住みました。
那須の地で障害者の集える施設を運営することが、彼女のライフワークでした。
別棟を建て、田舎から母親を呼び寄せて、セカンドライフがスタートしたところで、大震災に見舞われ、
震度6強の揺れで家屋は一部損壊しました。

当時、国道は福島ナンバーの車の渋滞で動きがとれなかったそうです。
福島原発事故から避難してきた人達の車でした。
那須町は東電福島第一原発から百キロメートル離れていますが、放射能測定値が高いと報道されて
おり、「那須を希望の砦にしよう!」という住民プロジェクトが立ち上がり、彼女も放射能測定ボランティア
に参加しています。私も声を掛けられ、計測機器購入の寄付をしました。

プロジェクトで購入している機器はベラルーシ製で、那須町で購入しているものと同機種だそうです。
①高い測定値が出ると自治体に連絡し、自治体を通じて報道する。
②大量に除草した草木を自治体で焼却すると焼却炉に放射性物質が溜まり、その地域が汚染されるで、草木は各自で燃やし土中深く埋める。
住民と自治体の協力し合う関係が育まれつつあるように思えます。

今月、彼女は日本ユーラシア協会の主催する「国際交流基金助成プログラム」に参加してベラルーシを
訪れました。
旧ソ連邦チェルノブイリの近くである、ベラルーシのミンスクには、「長崎の鐘」があるそうです。
「被爆地である長崎が、世界で最初にチェルノブイリ支援をしたことを初めて知りました」と、絵ハガキに
書き送ってくれました。

0 件のコメント:

コメントを投稿