最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-09-29

協同研10月会報の原稿

午後から「協同研」の10月会報の発送日ですが、所用のため参加できないので、「9.19さよなら原発集会」に参加した感想を寄稿しました。<以下転載>

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9.19 さよなら原発 1000万人アクション」に参加しました

集会の前に、私は4人の友人に「一緒に参加しませんか?」とメールを送りました。
現役の友人は祝日出勤で×、両親の介護で九州から戻ったばかりの友人は休みたい×、ママ友は参加したかったけど予定キャンセルできない×、最後に思案中だった友人は参加の調整をしてくれました。
ところが残念なことに、母上の墓参を終え30分遅れで駆けつけたその友人とは、あの混雑でとうとう巡り合うことができませんでした。

明治公園に入ることさえできなかった友人は、出発地点近くで知り合った杉並の女性とパレードが始まるのを待っていました。その女性は、「友人を誘ったら、連休なのになんでそんなところへ行くの?と言われたけど、私は後悔したくないから1人で参加しました」と話していたそうです。
私も同様に、今、行動しなければ後悔する、何か出来ないかという気持ちで集会に参加しましたが、公園はおろか道路にも溢れた参加者で、協同研の仲間達の所へは行き着くことができませんでした。

舞台では、呼びかけ人が次々とマイクを持ち、大江健三郎さんは、「私たちが原発に抵抗する意志を持っていることを、政治家や経団連に思い知らせるためには、民主主義の集会、市民のデモしかない」と。

落合恵子さんは、「ビートルズのイマジンのように福島の子ども達のことを想像してみてください。放射性廃棄物の処理能力を持たない人間が、原発を持つことの罪深さ。それは命への国家の犯罪です」と。

澤地久枝さんは、「広島、長崎への原爆投下。原爆の実験場にされたこの国は、原発など持ってはいけなかったのです。何百億円というお金が原発の安全性PRと推進のために使われ、毒が広がりました」と。骨折して50日間入院していたという澤地さんは、少し声に元気がないのが気にかかります。

私の参加した埼玉県は新宿コースで、パレードの出発まで2時間待たされました。
「いらない、いらない、原発は!」「払ってください東電さん!」とシュプレヒコールの練習をしたり、懐かしいうたごえの歌唱指導を聞いているうちに、「本日の集会参加者は6万人を超えました!」といううれしいアナウンスが流れました。拍手!!



パレードは福島県の参加者の後に出発。「この子に原発はいらない」のプラカードの傍で、2歳ぐらいの子どもをベビーカーに乗せて参加した若いお母さんが、携帯で親子の写真を撮ってもらっていました。
しばらく歩くと、左側の歩道に姜尚中さんが現れ、「素敵!やっぱりオーラがあるわ!」とお隣さんが騒ぐものですから、「オモニ読みましたよ!」と負けずに私も叫んでいました。

翌日の毎日新聞の記事では、主催者発表6万人と明記した上で、警視庁発表3万人参加とあります。ところが、24日土曜日のNHK「週刊ニュース深読み」で、信号機で分断されたのか、数十人のパレードの尻尾のような映像が流れ、参加者数は警視庁発表27千人と放送していたのには、開いた口がふさがりませんでした。マスコミの情報操作をつくづく感じます。
少しでも多くの人に真実が伝わるようにと、集会の会場で写した動画をYouTubeにアップしました。
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