最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-06-04

「渡良瀬遊水地」 の桑の実摘み

桑の林

今日は昨日以上に気温が上がり、日差しが眩しい夏日です。
高校時代の友人に誘われ、念願の桑に実摘みにやって来ました。

東北線「野木駅」から歩くこと15分、道路の両脇に桑の木の茂る場所に到着しました。

あわてて桑の実を摘もうとするメンバーに、いくらでもあるから慌てない!慌てない!赤い実は熟れていないから黒い実だけ摘むようにとリーダーが念を押します。

桑の実

このところ寒い日がぶり返しているので、成熟状態はよくありません。
来週の週末あたりが最適かも知れないとのことでした。

この木は黒く熟れた実が沢山なっています。
陽のあたる側の木は大きな実が付いていますが、日当たりが悪い側の木は熟れていないものが多いようです。

でも今年は実が全体に小粒で、天候が影響している模様です。



桑の実摘み

桑の実摘みは、熟れた実をひとつひとつ、潰さないように摘んでいきます。
ゴムの手袋は必携です。

スーパーの袋やバケツを用意して、摘んでいきますが、大量に摘むには傘を逆さにして受けながら、枝を揺さぶると熟れた実がパラパラ落ちてきます。
でも虫や未熟な実も落ちてきますので、一つずつ手で摘むのが基本だそうです。

大量摘みをやっていると「慾かきおばさん」とリーダーに笑われてしまいました。

渡良瀬遊水地

足尾鉱山の鉱毒被害についての田中正造らの訴えに、時の政府は根源的な対策を行わないまま、足尾銅山からの鉱毒沈殿用として渡良瀬遊水地を作りました。

遊水地の回りの平地は、以前は谷中村の田畑のあったところで、強制廃村とされ北海道の代替え地を与えられた村人たちは、土地に思いを残しながら去って行きました。

左は展望台から撮影した遊水地ですが、このような平らで高台のないところで、津波などに襲われたら、どこに逃げればよいのか、見渡す限り続く地平線に怖くなってしまいました。

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