桑の林 |
今日は昨日以上に気温が上がり、日差しが眩しい夏日です。
高校時代の友人に誘われ、念願の桑に実摘みにやって来ました。
東北線「野木駅」から歩くこと15分、道路の両脇に桑の木の茂る場所に到着しました。
あわてて桑の実を摘もうとするメンバーに、いくらでもあるから慌てない!慌てない!赤い実は熟れていないから黒い実だけ摘むようにとリーダーが念を押します。
桑の実 |
このところ寒い日がぶり返しているので、成熟状態はよくありません。
来週の週末あたりが最適かも知れないとのことでした。
この木は黒く熟れた実が沢山なっています。
陽のあたる側の木は大きな実が付いていますが、日当たりが悪い側の木は熟れていないものが多いようです。
でも今年は実が全体に小粒で、天候が影響している模様です。
桑の実摘み |
桑の実摘みは、熟れた実をひとつひとつ、潰さないように摘んでいきます。
ゴムの手袋は必携です。
スーパーの袋やバケツを用意して、摘んでいきますが、大量に摘むには傘を逆さにして受けながら、枝を揺さぶると熟れた実がパラパラ落ちてきます。
でも虫や未熟な実も落ちてきますので、一つずつ手で摘むのが基本だそうです。
大量摘みをやっていると「慾かきおばさん」とリーダーに笑われてしまいました。
渡良瀬遊水地 |
足尾鉱山の鉱毒被害についての田中正造らの訴えに、時の政府は根源的な対策を行わないまま、足尾銅山からの鉱毒沈殿用として渡良瀬遊水地を作りました。
遊水地の回りの平地は、以前は谷中村の田畑のあったところで、強制廃村とされ北海道の代替え地を与えられた村人たちは、土地に思いを残しながら去って行きました。
左は展望台から撮影した遊水地ですが、このような平らで高台のないところで、津波などに襲われたら、どこに逃げればよいのか、見渡す限り続く地平線に怖くなってしまいました。
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