次男にシニア料金で、「ソーシャルネットワーク」の本日券を買うように頼んだところ、
サティのワーナー・マイカルの窓口で、小さい会場なので最後列を勧められたそうです。
字幕が見えづらいと最悪の映画なため、妥協して後ろから3列目の指定席を取ってくれました。
「フェイスブック」の創始者:マーク・ザッカーバークが19歳の時、ガールフレンドとの口論から別れ話まで発展し、
ハーバード大学の学生寮で「フェイスマッシュ(女子大生を顔写真で評価する)」をつくるところから物語は始まります。
「フェイスマッシュ」は深夜2時間で22,000アクセスがあり、大学のサーバーがダウンします。
その体験から、インターネットで友達を知る、自分のことも知らせるサイトが求められていると確信したマークが、
親友から出資してもらい、「フェイスブック」を立ち上げると、なんと1日でハーバード大学生650人が登録します。
早いテンポで大量のセリフが飛び交う台詞劇、字幕を読むのに集中しないと話についていけません。
映画は、ナップスター(音楽共有サービス)の創始者ショーン・パーカーが登場して、「フェイスブック」の登録者が爆発的に広がり、親友エドゥアルトとの間がギクシャクし出し始める頃から、現在進行形の話が過去となり、マークと裁判に訴えた関係者が一同に会したシーンが現在進行形となり、過去と現在の二つの流れが交互に映し出されていきます。
訴えられるマーク・ザッカーバーク、共同創業者兼出資者で、その地位を危うくされたと訴える親友のエドゥアルト・サベリン、アイデアを盗まれたと訴える資産家ウィンクル兄弟の三者が、弁護士を交え証言しあう場面が現在進行形となるのです。
頭脳の中身も、資金の額も、もちろんネットワークに関わる人々の国籍も人数も、すべて世界規模。
そして、世界最年少の億万長者が生まれるのです。
まさに息子と同年齢の世代が世界を動かしているという感を強くしました。
回りとのコミュニケーションを上手く取れないコンピュータオタクだった青年が、5億人(今や6億人)の友人をサイトで作り、昨年の米タイムズ誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたのです。
監督はデヴィット・フィンチャー。「セブン」「パニックルーム」「ベンジャミン・バトン数奇な人生」など話題の映画監督。
キャストもこの作品内容を暗示するように、今後の活躍が約束される若手実力派俳優が勢揃いです。
Facebookの時代にいよいよ日本も突入しそうです。Facebookのアカウントもそのうち取ってみてください。
返信削除Facebookは、人生の窓口を広げてくれるかもしれません。
クラウド、Facebook、ツィッター、新しいことが目白押しですね!
返信削除弛まず学ぶ姿勢のmaeさん、世の動きのスピードがわかるので、ますます焦りも感じるのでしょうね。
鈍感なわたしなどは、スローライフにのんびり行こうかと考えてしまいます。