ビニタちゃんの詩
チャウバスのチャウニ 小さな私の家
思い出して 私の名前はビニタ
太陽が永遠でありますよう
月が穏やかでありますよう
私がどんなに遠くにいようとも
思い出してくださいますよう
空を飛び回る鳥に
誰が餌をあげるでしょう
惨めな娘ビニタに
誰が手を差し伸べるでしょう
山頂に咲くシャクナゲ
ふもとに咲くニクズク
本日、ネパールから里子の手紙と彼らが描いた絵と写真が大きな封筒で25名分届きました。
H・Tさんが苦心してくださった様子がわかる、素晴らしい子ども達からの贈りものです。
私の里子ビニタちゃんからは長い手紙と上の詩が届きました。
はじめての手紙は4年生だったので短い家族紹介でしたが、文通が重なるうちに家庭の事情もわかってきました。
6年生になった今回のお手紙には、お兄さんの赤ちゃんが生まれてすぐ亡くなった理由も書いてくれています。
長い、長いお手紙なので、これから少しずつ紹介していきたいと思います。
このお便りで何より嬉しいことは、同封された写真が笑顔になったこと。
私の手紙を手に持って笑いかけてくれています。
そして、私たち代表団一行がプレゼントした絵具で、カンガルーの絵をとても上手に描いてくれました。ネパールにカンガルーはいるのですか?それとも動物園で見たのかしら?
いろいろ家庭事情はあるものの、『心を痛める娘ビニタ』という後書きがなくなったことがとても嬉しいです。
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