ポストに集英社からの包みがあり、開けてみると「広重と歩く富士見の名所」と帯に書かれた「広重の富士」集英社新書ヴィジュアル版でした。
暮れに息子二人と一緒に山梨を案内してもらった、赤坂治績さんの本が出版されたのです。
彼は東京に出て45年、3年ほど前に故郷の山梨に帰って、東京にばかり目を向けていた自分を反省したそうです。
故郷での暮らしの中で、東京では気づかなかった四季の変化を実感し、地方から発信する情報の重さを痛感していると言われていました。
その第一弾?と言えるのでしょうか、広重が晩年に制作した「富士三十六景」「不二三十六景」絵本「富士見百図」92点が全て収録され、とても鮮やかな仕上がりで読ませる(見せる)本になっています。
この本のメインテーマは、「広重がなぜ富士シリーズを晩年になって描いたのか」という、謎に迫ることだそうで、ウーン興味をそそられます。
「知平の徒然草」1/16に、昨年観た歌川広重の展示会は大変良かったというコメントを発見しました。
「広重と富士」には、「東海道五十三次」も掲載されています。
赤坂さん、いつも謹呈いただき申し訳ない、じっくり読ませていただきます。
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